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【レビュー】デスストランディングクリアしました。他者からの感謝が最大のモチベーション

面白かった。本当に面白かった。最後までプレイしてよかった。今回は小島監督最新作「デスストランディング」をクリアしたのでその感想に関して書きたいと思います。

前置きですが、ぼくはいわゆる小島信者ではありません。さらにいうとメタルギアシリーズはメタルギアソリッドとライジングしかやったことがありません。そんなぼくですらめちゃくちゃ楽しかったと思えました。

どうも世の中では賛否両論らしいです。めちゃくちゃ良い!という感想とめちゃくちゃクソの両極端みたいです。なので人を選ぶゲームという評価っぽいです。オープンワールドお使いゲー苦手なぼくですが、どうもはまれたみたいでした。

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目次

低評価の内容

ちなみにAmazonレビューの低い評価に書かれている内容はこんなところだと思います。

  1. 「移動がダルい」
  2. 「ムービーが長い」
  3. 「UIがクソ」

全部正解、あてはまってると思う。

移動がダルい

なんせ、アメリカ大陸を踏破する話なので移動はダルいです。って言ってもめちゃくちゃ遠いというよりか中野〜新宿間くらいの遠さという印象ですが。

ちなみにゲームの設定上道路はほぼありませんので、基本徒歩です。

乗り物があっても悪路なのでまともに走行しません。あと高低差がすごいので、基本歩いて山を登ることになります。険しい標高の高い崖なんか登ったのに、滑って落っこって最初からみたいなシーンもいくつも経験しました。あっちに行けと言われて配送し、そしたら今度はこっちにこれを持っていってくれと言われます。

移動がダルい。それは間違いない。

けど、ダルい移動をモチベーションに変える要素がいくつかありました。

良い感じのBGM

山を超えた時にたまに音楽が流れます。困難を乗り越えた時の達成感や爽快感の演出のようです。登る時に感じていた窮屈なストレス、そういったものが清涼感に変わる瞬間でしょうか。まぁ、でもこれはそこまでではない。劇的にストレスが変換されるというわけではなかったです。ジワッとって感じでしょうか。自分で認識できるほどではなかったですね。

他者からの感謝

NPCからですが、ぼくはこれが一番のモチベーションになったと思います。配送のたびに繰り返される「ありがとう」「助かったよ」「大変だったでしょう」
日常生活で誰かに感謝されたり、言葉を返されたりすることって、そこまでない気がします。

ありがとう

なんて良い言葉でしょう。例え、相手がゲーム内のキャラであろうが、本当に困っている状態のところへ荷物を運びその仕事が感謝される。

ありがとう

この言葉がぼくを東から西へと導いてくれました。

ありがとう

ムービーが長い

これもマジ。ゲーム序盤の長さは異常でほぼムービー。中盤はそんなにムービーなかった気がするけど、その頃には没入してたからあまり感じなかったのか。。。それともムービーよりも歩いている時間の方が長かったからなれたのか。

後半の方も鬼ムービーですが、正直その頃にはあまり気になってはなかったかも。

ムービーも長いけどそれ以外のエンドロール流れながれる時の語りイベントみたいなのが一番だるかったかな。

あと細かいところで言うとプライベートルームでの入浴とかのシーンが一発スキップできないところとかは、小さなストレスでした。

UIがクソ

これも大正解。文字がクソ小さい。いや、マジで小さいぞ。
PS4でテレビでやるよりもPC版でやるのに適しているのかもしれない。。。これも慣れですな。

もしかして、他のゲームを今からプレイしたら文字デカ!って感じる体になってしまっているかもしれません。

ぼくにとってはめちゃくちゃ面白かった

もちろんストーリー。だけどこれは難解だし、何より最後の最後まで進めないことにはこれを感じることは難しいんじゃないかと思います。ぼくは、最後のムービーを見るまでは早くおわれーーーーって思っていました。ただし、ラストに近づくにつれてその思いは消滅し、まだ終わらないでくれ。いや、この想いをもったまま、もう一周プレイしてもいいんじゃないかとさえ思いました。

目的が明快

オープンワールドお使いゲーでしたが、基本的に点と点を繋ぐ移動です。ゴールが明快だし、どこに行けばいいかわかrなくなることはほとんどありませんでした。

効率を考えるのが楽しい

移動の悪路、荷物の荷重、配送方法

この組み合わせを考慮して効率化を検討する。

これが楽しかった。ただし、それでいて複雑なことはなくてシンプル。

シビアさはそこまでありません。結局いろいろ考えても山道で踏ん張りが効かず荷物落として壊したり、雨が降ってきて荷物が劣化しちゃったり。いろいろな予想外のアクシデントもありますが、その困難さが山を超えたときの達成感と配送完了時の感謝の言葉の反動へとつながります。

感謝の言葉

繰り返しになりますが、感謝の言葉、これが一番のモチベーションでした。

ゲーム中のセリフで「荷物を待つということは未来を信じること」みたいなのがありました。確かに、Amazonで注文した商品が配送される明日を楽しみに待っているぼくがいます。Airpods Proを注文して、手に届くのを待っている自分がいました。注文した食事を持ってきてくれるUber Eatsを玄関を出てまっている自分。

全ては、未来を信じているからこそです。

今のこのコロナの情勢だからかもしれませんが、最近思うことがあります。
人は生きているだけで、他者ととながっていて、生きているだけで経済活動へ参加している。生きているだけで価値がある。

そして、社会において自分が行う事、仕事、役割、消費活動それらにも全て価値があることだったんだと改めて思いました。

ここがちょっとというところ

個人的なここが「ちょっと・・・」と思ったところもあります。最初の方に書いたもの以外で感じたのは次の通り。

敵=BTが弱い

敵が弱い。弱いというか物足りない。アクション性が薄いゲームなので仕方ないのでしょうが、ブラッドボーンがベースにあるぼくとしては、少々物足りなかったです。

ヒッグス戦の演出

終盤(いや…まだ中盤だなありゃ)の方でヒッグスという敵と闘いますが、ここの演出がマジでくそ。これギャグだよーっていうんならまだわかる。ニチアサでシリアス展開になりすぎるのを防ぐために、おちゃらけ演出がでてくるのと同じだというんならわかる。

メタルギアライジングで敵ん黒幕が上院議員だった的な時と同じくらいガクっときてしまった。海に入って殴りあい、浜辺でお姫様と笑顔でランニング。

正直ここでゲームやめようかと思いました。

やめなくてよかったけどな

しんぺーはこう思った。

とりあえず、伝えたいことを改めてまとめると

とても面白いゲームでした。時間がある時にプレイすることをおすすめします。

またじっくり味わいつつ、ムービーが長いので間を置くと忘れちゃったりすると思うので、短期間で進める方がいいかなと思います。

賛否両論ですが、やってみて、クリアしてみて、から判断すべきだと思います。ぼくは、最初スルーしようかと思っていたのですが、やっぱりちょっとやってみよかなーっと思って手をつけました。

本当に大正解でした。とても素晴らしい体験ができました。

最高です。

ありがとうございました。

と言ったところで本日は以上です。
おやすみなさい。

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しんぺー

ハロー。しんぺーと申します。 LIVEにいくのが好きなバンギャです。男ですが。DIR EN GREYとsukekiyoの東京公演にはだいたいおります。主にLIVEレポやガジェット関連のことをブログに書いております。フォローいただけますと幸いです。

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