この1年、ほぼ会社に行かずずっと家から仕事をしていました。最初の方こそ世間的にも会社的にも色々な環境整備が必要でしたが、今では快適に過ごすことができています。
しかし、それももう終わりました。
さよなら、テレワーク。
目次
テレワークで良かったこと
色々なことを達成できた気がします。
単純に通勤時間が消滅したことで、他のことが出来たし、気持ちにも余裕が出来ました。
ダイエット成功
リングフィットアドベンチャーによるダイエットで目標体重をクリアすることができました。
お昼ご飯を用意している間や通勤時間だった時間帯に取り組みました。
今は体重もう元に戻ってるけどw
想定外だったのが、通勤という行為が実は意外なほどに運動になっていたということ。通勤が消滅して運動量が激減し、活動量が減りました。
だから通勤で使っていた時間をリングフィットアドベンチャーに充てました。
ただ、違うのは疲労感。通勤で感じる疲労感よりも、ちゃんとした運動をやった後の疲労感は違います。消耗してる感じがしない。
家族との時間、子どもと過ごす時間が作れた
子どもの保育園の送り迎えを毎日やりました。
その結果、だいぶ子どもと仲良くなった気がします。あと奥さんの負担も軽減でき、うちの一家的にもだいぶ良いサイクルを作って過ごすことができました。
それも、もう元に戻ります。
本当に守るべきものは何なのか?今後は、それについて改めて考える機会になりそうです。
新しいスキル(お料理)開発に取り組めた
ずっと家にいて、ほとんど変化のない生活でした。
そこで感じたのは自分で変化を持たせることの重要性です。
色々と試しました。
部屋の環境整備、新しいことを始める(熱帯魚飼ったり、アクアポニックスにしてみたり)、色々ゲームやったり、動画投稿してみたり
最終的に行き着いたのがお料理です。
さらに料理風景を動画に撮ってYouTubeに投稿したりし始めました。
よく、このテレワーク生活が始まった時にビジネス系のインフルエンサー界隈では、資格取得とかスキル取得云々が流行りましたが、果たして新しく明確なスキル取得して今ジョブチェンジできた人ってどれくらいいるんでしょうか。疑問です。
多分明確に自分の仕事や環境が滅茶苦茶に破壊されたような人間じゃなければ難しいんじゃないかなと思います。
だから、ぼくはお料理スキルの開発を目指しました。
うちの家族だと奥さんしか料理アビリティがないので、そこに新しくぼくがアビリティとして取得すれば、色々な状況に対応ができるようになります。
今後もお料理にチャレンジしていこうと思います。
思ってたのと違ったところ
インプット(読書、学習)の時間はとれなかった
時間が無限にできるんじゃないかと思っていました。その結果無限にインプット時間が生まれるんじゃね?とか考えてました。
そんなことなかった。
普通にインプットの時間は作らないとできないし、逆に自由にできる時間は他のことに充てたので、読書なんか全くできませんでした。
運動量が激減
通勤は苦痛だけど意外な程体力を使っていて、健康維持のための運動にはなっていた。
これが結論です。
ただ、肩こりなどの不調も激減。
ほとんどマッサージに行きませんでした。
結論
ぼくは今後もずっとテレワークを続けたいと思いました。
暑くない、静か=人間らしい生活、集中できる環境
しかし、それが全てリセット。
元通りの出社になりました。
他の会社では、事務所縮小だったり、極端なところだと解約だったりもあるらしいですが、そんな中で、コミュニケーションを目的に出社を強制するのは、他のデメリットよりも「コミュニケーション」にメリットを見出しているのでしょうか。
この一年、コミュニケーションの仕方もだいぶ変わりました。
大雑把に言うと、以前よりも丁寧にコミュニケーションを取るようになりました。
慮るようになった。
文面や雰囲気だけで伝えきれない部分があるから、より一層丁寧に伝わる努力をするようになりました。
でも、それってこうなる前から重視されて然るべき要素だったと思います。
むしろ、正しいコミュニケーショが対面だからと言う理由で、「察しろ」という空気感で、おざなりにされていたのではないでしょうか。
デジタルのいいところは証跡が残ること。
全てに証拠が残ること。
だからこそ、アナログよりもデジタルの方が齟齬が生まれにくいと思います。何より齟齬の原因も掴みやすいと思います。
旧来のコミュニケーションを重視しようとする人種は、おそらく今後の世界では旧世代になるのではないでしょうか。
ぼくはそう思います。
しんぺーはこう思った。
自分にとって何が大切か
そして、どうしたらそれを守れるのか
そう言ったことを明確に認識させてくれた体験でした。
今後の人生の身の振り方、しっかりと考えていきたいと思います。
と言ったところで本日は以上です。
おやすみなさい。