さてゴールデンウィークも終わり5月病真っ盛りの時期へと突入しましたね。新入社員は部署に配属されて、そろそろ会社という場所にも慣れ出して、今まで見えてなかったものが見えてくるようになる時期かもしれません。社会人数年やってる人は、連休明けでもうやる気がなくなっている時期かもしれません。
そんな絶望の中に見ると多少元気になったり、違う視点や考え方になれたりするぼくのおすすめの作品をご紹介しましょう。見たことないのがあれば、ちょいと見ていただきまして、少しでも心の役に立てたらいいなぁという感じでございます。それではいってみましょう。
目次
現状に満足しないまでも現状の中で頑張る
部署に配属されたはいいけど、なんか仕事のやり方とかかたっ苦しくて、しかも非効率的
意見したら「今までずっとこれでやってきたから!」って怒られるし、という感じでうんざりしている方に、どうぞこちらをご覧ください。
「PSYCHO-PASS サイコパス」
人間の精神が全て数値で測れるようになった近未来。システムにより「犯罪する見込みがある」と判断された人間は、即座に処刑される。
その政府の処刑執行に配属となった新米刑事の常盛朱(つねもりあかね)という女の子が主人公。彼女はシステムの非情さと合理さを目の当たりにし、それが社秩序を守っていることを理解しつつも、変革を望み行動する。自らの信念に従って。
これは映画版のトレーラーです。
こんな人におすすめ
会社に入ってみたものの、仕事の押し付けや明らかに合理的じゃない仕事を今までもそうしてきてるから的な感じでやらされて、うんざりしている人におすすめです。
それと周りに同期がいなくて、自分よりもでいる先輩ばっかりで、常に怒られてるような感じの人にもおすすめです。
あとは、そこまで信念とか我が強くない、けどなんか納得できないって思って憂鬱な気持ちを抱えている人にもおすすめです。
huluで全話見れます。
厳しい環境の中でそれでも夢のために頑張る
めちゃくちゃ厳しい上司やノルマがあったりして、しかも自分とは全く合わない職場の空気
それでも、その憧れの職場で頑張りたい!!!という感じで「気合い」を注入してほしい方、こちらをご覧ください。
アグリーベティ
主人公のベティはメキシコ移民2世の家庭に生まれた女の子。貧しいながらも楽しく明るい家庭で育った彼女は、家族で唯一学校を卒業し、憧れの職である「雑誌の編集者」になるための就職活動をするところから始まります。
そして就職したのは超大手のファッション雑誌「モード」の編集長の秘書
ブサイク(=アグリー)な上に、勉強ばかりしてきたのでファッションセンスはゼロのベティは、最初は周囲から相手にされなかったりバカにされたりします。
しかし持ち前の頭脳と明るい性格で、敵ですら見方にしやがて皆にとってかけがえのない存在へとなっていきます。
こんな人におすすめ
憧れの職場に入ったものの、ついていけないとか自分にあってないとかって人に是非見てもらいたい
あとは、自分をマイノリティだと思ってる人。自分は常に周りと違ってて、それが自分の足かせになってるとかって思ってる人にも見てほしい。
元気が出る作品です。
ちなみに同系統の映画で「プラダを着た悪魔」ってのがありますが、あれは見なくていいです。基本的にはアグリィベティと同じでイケてない女の子が、ファッション業界で働く中で成長していく姿を描いています。
ただベティと大きく違う点として、主人公を演じるアンハサウェイが明らかに最初から美人というところと社会的にマイノリティでもなんでもないってところです。
やっぱりベティの魅力として、社会的マイノリティや弱者やコンプレックスを打ち破るために戦っている姿なんだと思います。
ということで「プラダを着た悪魔」なんかみないでベティを見てください。
huluで前まで全話配信してたのですが、今はないみたいですのでTSUTAYAやGEOの旧作でレンタルしてみてください。
エウレカセブン
主人公はいけてない田舎に住んでいるレントンという男の子。父親はかつて世界を救ったと言われる英雄、しかし自分はイケてない田舎で悶々とした日々を過ごしていました。
そんな中突然自宅に現れた少女と世界中を自由に飛び回るゲッコーステイトのリーダーホランド。
そしてレントンはホランドに連れられ、世界を飛び回る旅に出るのであった。
その旅が世界の運命を握る戦いにつながっていることも知らずに•••みたいな内容です。
こんな人にオススメ
時間がある人。。。全50話なので。。
今現在明確に迷いに入っちゃってるって人。この主人公は、思春期入ったかどうかくらいの子どもです。だから迷いながら、自己否定しながら、失敗しながら成長していき、やがて自分の信念へとたどり着きます。
その気持ちを思い出したいと思ったならみてください。
ただ、間違ってもエウレカセブンAOは見ないでね。
ちなみにこれも今の所レンタルしかないですー
覆らない状況をぶっ壊したい
どうにもできない現状、でもサイコパスの常盛朱みたいに気丈にはいられない。ましてや、自分が納得できないものを腹に抱えたままなんて無理。
だったらこちらをどうぞ
魔法少女まどかマギカ
感動必須。最初の3話は絶対我慢して見て。そのあと衝撃受けるから。
まどかは普通の女の子。普通に生活する中で見たこともない生物があらわれ、助けを求められます。この、生物は自らをキュウベーと名乗り不思議なことにしゃべることができ、さらに何でも願い事を叶えてくれるというのです。その代償として魔法少女になり、魔女と戦ってくれないかというのです。
キュウベーとともに現れた同じ学校に通う先輩のマミも実はキュウベーと契約し魔女と戦う魔法少女で、まどかに魔法少女の何たるかを教えます。
しかし、時を同じくして現れた謎の転校生の暁美ほむらに魔法少女にならないよう警告されます。この警告がきになりつつも、まどかはやがて自らが変えることのできない運命の中でがんじがらめになっていることを知ります。
そして暁美ほむらが本当に求めることを知り、決断をするのでした。。。
というくらいにはぼかしたいくらいの結末です。泣かずにいられないでしょう。
あのオープニングテーマ曲が誰のための詩なのか、孤独な戦いを選んだ彼女の心境を思った時流れる涙はきっと何かを思い出させてくれるはずです。
こんな人におすすめ
孤独の中、自分の信じるもののために殉じる覚悟をしたい方
信じるもののために過酷な道で孤独を垂れ流す覚悟をしたい方
目の前のどうしようもない壁の前で立ち止まってる方
ど根性ほしい方
Netflixで全話見れますよー
進撃の巨人
言わずもがな。。。今までご紹介してきた中で1番最近の作品です。
人類は突如現れた巨人と呼ばれる存在に怯え、壁を築きその中に逃げ込み100年。
しかし壁を超えるほどの大型の巨人により、再び人類は怯えることになる。破壊された壁からは、かつての天敵である巨人たちが次々に侵入し、人類を殺戮しはじめたのだ。
そして3年後、家族を殺され復讐を誓った主人公のエレンの戦いが始まる。
という感じ。
物語の骨子としては、単純に巨人という敵との戦いなのではなく、本当の敵は凝り固まった人間の思考です。恐怖のあまり自由を自らが封じたことを忘れた人類と犠牲を払ってでもそれに抗おうとする主人公の戦いなのです。
こんな人におすすめ
環境に制約される自分を許せない方
目の前の状況になっとくがいかない方
自分の可能性を信じる方
やりたいことをやりたい方
勇気がほしい方鼓舞してほしい方
力がほしい方
漫画もおすすめだしアニメもおすすめ。初見ならアニメの方がいいかなぁ。。
huluで全話見れます。
連ドラやアニメを見る時間がないって人向けの映画
ここまで連ドラやアニメを紹介してきましたが、2時間完結の映画もご紹介しましょう。
トレーニングデイ
ぼくが大好きな映画です。新人警官が憧れの麻薬捜査官になるも上司がめちゃくちゃ破天荒。その人についてトレーニングされる過程を描いた映画です。
で、実は破天荒だと思っていた上司はめちゃくちゃ悪徳警官で、主人公の新人警官にも悪事を勧めてきます。
しかし、信念のもとそれに抗うのでした。
この映画好きすぎて多分100回以上見てます。信念を曲げたくないと誓うために見る映画です。
ファイトクラブ
ブラッドピットとエドワードノートンが主演の映画です。
退屈な日々を過ごすエドワードノートン演じるサラリーマンが、ふとしたことから出会ったブラッドピット演じるタイラーに出会いファイトクラブという組織を作ります。
クラブは同じように日常を退屈に過ごす男たちの間で広まり、やがて大きなうねりを見せるのでした。
1999年の映画なので知らない人も多いかもしれません。
映画としても普通に面白いですが、ブラピ演じるタイラーの破天荒さに憧れます。
クローズZERO
日本映画です。不良漫画「クローズ」の1年前という設定。
だれも統一したことがないと言われる鈴蘭高校のトップを目指して転校してき滝谷源治と、最大勢力のトップ芹沢多摩雄たちの抗争を描く。
とにかく気合を入れたい時に見てください。続編もあります。会社帰りに1人で映画館に見に行ったりしました。男達の熱い気持ちに触れて気合注入されました。
しんぺーはこう思った。
さて、いくつもの作品を紹介してきました。どれもオススメのものばかりです。
ゴールデンウィークもおわり、会社にもなれた新入社員が病むのはこれから。卒業して新入社員として迎えられたそのテンションがきれるのもそろそろ。
今までとの違いをそろそろ感じ始める頃です。
この辺の作品を見て考え方を変えるなり、気分転換をするなり、気合を再度いれるなりしてみてはいかがでしょうか!
まぁでも心壊れる程には働くな!
といったところで本日は以上になります。
おやすみなさい。