11月27日はDIR EN GREYの最新アルバム「The Insulated World」の完全生産限定盤の早期予約特典であるトークイベントの東京会場での開催日。ということでトークイベントのレポです。
目次
会場は中野ZEROの小ホール
キャパシティは約500名ほど。となりの大ホールでは第九の合唱の催し物があったみたい。
外になんとなく整理番号順の列で並ばされ、時間がくると再度整理番号が呼ばれて列がつくられた。
番号の確認は列に並ぶ時と入場時の二階行われた。スタッフは1、2名しかいないにもかかわらず大きな混乱もなく静粛に入場が始まった。
会場に入るとそこからは自由に着席。ステージ中央にテーブルと椅子が設置されていたため、最前中央付近から埋まりだす。隅っこの方はあいているものの、見にくくさを懸念してあまり埋まらず。
ぼくもちょっと躊躇したものの、物理的な距離を重視して隅っこに着席。メンバーが上手に座るのか下手に座るのかで表情が見えなくなるか心配でしたが•••
東京は京
しばらくすると、登場したのは音楽ライターの増田洋一さん。DIR EN GREYといえばこの人といっても過言ではないライターさんで、雑誌「MASSIVE」の編集者です。
そして、短いご挨拶の後に呼び込まれたのがまさかの京
一気に会場は悲鳴に近い声に包まれました。
開口一番、今日はあまり自分のことを話すつもりはない旨の発言。「またまた〜」とそれに対しいじる増田さん。
「多分ぼくが出てきて、おまえかよーと思ってる人がいるはず。今日は他のメンバーの話をしていきます。」
なお、黒いキャップからピンク色の髪の毛がのぞき、丸メガネ。黒いシャツは後ろで腰あたりで絞られてるようなもの。アディダスっぽいラインが入ったパンツにブーツ?腕まくりをしてました。
アルバムの印象
リリース以降聴いてない。もう次の曲を録りたいと思ってる。リリースビ翌日にメンバーにもう次の曲を録ろうとと提案(おそらく曲のやりとりをするskypeのようなもののはず)してみた。すると薫からしか返答がなかったとのこと。
ヨーロッパツアー、12月のライブについて
海外が本当に嫌すぎて、いつも1ヶ月くらい前から寝るときに行きたくないと思ってた。
食べ物がまずい、言葉が通じない、人がでかい、トイレに便座がない、紙がない、不安しかない。なるべく来て欲しい。いつも観光とか全くしない。
イギリスに渡る時にフェリーの接続があって待ち時間が数時間あったけど、バスから出ないで真っ暗な中でずっと横になってた。外さむいし、つまらないしから。
増田さん:
でもロンドン公演の前は一緒に散歩しましたね。到着するとすぐに「今ひまですかー」と言われたので、一緒に周囲をまわって戻った。その直後に、薫さんとDieさんにも誘われて同じルートでもう一周した。
京:
ロンドン公演での機材トラブルに関しては楽しくて笑ってた。最初、気がつかなくて、気がついたらメンバーがはけてた。
同期用のMacがふっとんで、急遽同期なしの曲を考えなくちゃ行けなくなって楽屋でメンバーが考えてた。
薫くんが一番真剣に困ってて、僕とDieくんが楽しくなってきて笑ってた。「なんかワクワクしてきた」「そういえばこんな感じだったよね」
なお、リズム隊は2人とも腕を組んで薫を見守っていた。
京自身はこういうトラブルが大好きで、メンバー(とくに薫?)がどうクリアするのかを見るのが好きらしい。ここでできませんじゃ格好つかないし。
次の国内ライブはなるべくクリックのない曲をやりたい。でもクリックがないと困るメンバーもいる。とくに、ドラムはクリックないとめっちゃ速くなるから。でもなるべく生を重視してやりたい。
増田さん:
海外ツアーでいうとkornと一緒に回った時のが印象的でしたけど、カップやきそばなどの日本食を常備しておいて、ちょっとずつ食べてて、少なくなってきたらパンにはさんで焼きそばパンにして食べててかしこいと思いました。
京:
長い海外ツアーのときに、日本から来た人がカップ麺とか味噌汁とか持って来てくれて助かった。
他のメンバーについて
Shinya
あらゆる人種の人脈があり、友達のすくない僕からしたらうらやましい。
メンバーのいないところでは、よく喋ってるらしい。喋ってない時はいじられまち。
アー写は黒い服なのに、ライブではなんで白い服なのか。そこまで目立ちたいのか。
あと、何もしなくても買ってにSNSにあらわれる。コスプレも見たくないのにまわってくる。
Toshiya
体がいつもしあがっててすごい。スタイルがいいからとなりにたたれたくない。
サンローランが好き。
前回のライブ行こうあってなくて、ShinyaとちがってSNSにあがってこないから何をやってるのか一番なぞ。
コータスがんばってくれる。
本当は全員にコーラスをやってもらいたいのに、きがつくと他のメンバーが「次だれやるー?」みたいになってる。全員にやってもらわないと、ライブでその人のファンしかやらないから全員にやってほしい。
増田さん:そこはSinyaさんも?
京:コーラスでShinyaの声はぜったい必要。低いので。
Die
一番しゃべる。今は避けをやめてるらしい。健康になってほしい(??トークイベントで飲んでたのでは・・・)
いつも何かにおこってる
新幹線とか移動でとなりになることが多い。DECAYSどう?とか話す。
「あ、おはよー」とテンションがかわらない。
昔はメンバーで一番男らしかったのに、今は妖艶な感じになってて、紫が似合う感じ(紫は薫カラーでは!?)
増田さん:
美魔女
京:
好きですね、今の感じも
薫
真面目な話をすることが多い。演出とかツアーのこととか。
個展に関しても、たぶんみなさんと同じくらいのタイミングで知りましたが、こんな絵描くのかと刺激がおおい。一番ここ最近で変わって進化している。
いろいろやってて本当に尊敬する。
昔のすっぴんと時の黒髪パーマの姿が好きだったけど、最近は本当どうしちゃったんだろうと少し心配になる。若返った。
京(この流れで自身の話になったのか忘れましたが)
今日の昼はマクドナルドのナゲットがいっぱい入ったやつ。世界のどの国でも同じ味だから安心。
今日も終わったらピザ頼んでおいた。
アメリカでは中華なら外さないと思ったけど、頼んだスープが片栗粉でドロドロだった。Dieくんとめっちゃ文句いった。
増田さん:お酒は全く飲まない?
京:シーシャ吸いながら甘いお酒を一杯だけつくって飲みながら映画をみる。
増田さん:DIEfesとかどうですか?
京:先輩方の力を借りたい(やるならば)
形になってない野望と今後のDIR EN GREY
(ここから散発的な感じで記憶があいまい)
京:
・・・(長い沈黙)
色々と考えてる。
シングル、アルバム、ツア^の流れと逆でやりたいって会社に言ってるけどダメっていわれた。
ツアーの中で曲を育てていきたい。
増田さん:過去アルバムのツアーも最初はそういう感じでしたよね当初は。
京:バンド歴が長くなって来たからといって、大御所感だしたくない。泥水飲んでいたい。
増田さん:泥水じゃない何かを飲んでいるじゃないかって人もいますが
京:次の曲を早く作りたい。来年はフルアルバムを3枚くらいだしたい。けど無理だろうなーこの後のトークイベントで薫くんにちゃんと言っておいてくださいね。
バンド活動で心がけていること
終わりを決めない。
メンバーとあまりしゃべらない。
増田さん:お時間になりましたので最後にこれだけ、来年のハロウィンでもし仮装するなら?
京:メロンパン。好きなんで。
最後は手を振りながらの退場
しんぺーはこう思った。
やっぱ京って誰よりもそれぞれのメンバーのファンなんだと思いました。
そして薫はやっぱりバンドマスターで、この人いてこそで、
それを京自身が1番わかってるから期待してるし、それ以外の活動もしてるリーダーを尊敬してるんだと思った。
そして年上メンバーは君付けで年下は呼び捨てなんだなと改めて認識。
メンバー愛に溢れるイベントでした!!
と言ったところで本日は以上になります。
おやすみなさい。
そして、また明日。