ライブがない今だからこそ各音源を聴き返してみようと思いました。テレワークになって通勤電車に乗るという習慣がなくなったため、音楽を聴く機会も自然と減ったというのもあります。ただ、だからこそ集中して音楽を聴くという時間を設けて、意図的に音楽を鑑賞することができるのではないかと思います。
そこでsukekiyoの音源で持っているもの全てを聴き返してみようと思いました。また付属している映像にも目を通してみています。コラボ系のディスクに関しては今回は敢えて割愛。聴き返し2週目の際に、追記しようかと思います。
目次
IMMORTALIS
2014年4月30日発売のsukekiyo1stアルバム(音源集)
複数のバージョンがあり、最上位バージョンにはメンバーによるストリーミングによる曲解説が聞けた。
限定盤には16曲を収録したDISC1とコラボ曲が収録されたDISC2、そしてMVとライブ映像が収録されたBlu-rayが付属。
過去の記事はこちら
https://www.warawareotoko.com/2014/02/26/post-4416/
elisabeth addict
このイントロを聴くとスイッチが入る。思い起こされる映像としては、2016年公演の「桜肌、夢諦め跡と優越の詩」が目に浮かぶ。何となくこのアルバムの曲はスイッチ曲が多い。
イントロだけで、寡黙な戦闘態勢になるというか。デビューから数年、調教された証だろうか。
destrudo
これも紛れもないスイッチが入る曲。
歌は入っていないけど、圧倒的なsukekiyo感。初見時の衝動を思い出す。
latour
このアルバムの冒頭3曲はもしかしたら地味なのかもしれないけど、多分ライブでの色んな衝撃が相まって、印象としてはあまりに強いものになっている気がする。
催眠というか、この3曲のどれかが流れただけで、思考がどこかに吹っ飛んでいく感覚に陥る。多分これが「落ちる」という感覚。物理的な動を感じる。
でも、やっぱりライブありきでの感覚で、そこで培われたものと記憶が絡みあってできたがゆえな気がします。
個人的感想ですけど、追体験は不可なのではないでしょうかね。
nine melted fiction
これ、すごい怒られそうだけど、ライブ中に一番意識が飛んだ曲だと思う。
あとYuchiの怪しげな動きが脳内再生される。
zephyr
神曲
歌詩が神がかってる。神がかってるが螺旋版、羅針盤、、、
歌詩で情景が思い浮かぶってのは、もしかして京においてはあまりないんじゃないかって気がします。
これもsukekiyo感がすごい。
アルバムで聴くと、それぞれの曲が独立しているというよりも流れとしてのかたまり感がすごい。
aftermath
sukekiyoの初映像作品で正月リリースじゃなかったでしょうか?
当時ラブドールだと思ってたら、人間が吊られてて、その縄の赤が凄まじく綺麗だった。撮影場所の大谷採石の資料館にも足を運びましたわ。
烏有の空
多分、アルバムの構成で前半と後半を区切るパーツ
だと今はじめて認識した。
the daemon’s cutlery
デモとして最初にリリースされた曲がこれだった。確かLP?でどうやって再生したらええねんってことで四苦八苦した記憶。
この曲以降の流れが怒涛で、割と凶悪という感じがする。
scars like velvet
前半あmでの収録と趣が変わる感じがする。
mama
神曲。この曲を毎回やってほしいと期待してしまう。
いつぞやのライブでメリーのガラが歌ったのすごいよかった。収録されたバージョンはちょっとアレンジしてたけど、ライブで歌ったやつよかったわ。
最近はあまりやらないので残念。この曲をやると印象がだいぶ引っ張られるくらい強力だからなのかしら。
vandal
後述
hemimetabolism
心地いい。
途中からの落差が土砂降り感あって、さらによい。
終わりにかけての優しい着地もよい。
このあとのsukekiyoの展開を感じさせる印象。
鵠
キレイ。ただ、ひたすらキレイ。
斑人間
聴き返すまで、ずっと激しい曲な印象を勝手に持っていたことに気がついた。
前述のvandalとなんとなくリンクしてしまっているからかしら。
アルバムで聴くと前後の曲の流れのせいなのか、しっとりしている感じがする。
しっとりというかねっとり感。
in all weathers
おやすみ。が聴こえてきそう。
sukekiyoという世界観が完全に確立された感じがする。
DISC3
ミュージックビデオとライブの映像が収録されたBlu-rayです。
sukekiyoの初登場はSUGIZOのライブでのこと。当時まだ正体が確定していなくて、とりあえず当日物販に並んだのを覚えています。購入したCDにはゼメキスのマークがあり、こりゃー確定だわと思いその後たしか当日券を買って突撃した記憶があります。
当時の記事が割と生々しさが出てる・・・ LIVE終わりからの速報です。結論から言おう。sukekiyoの正体は京のソロバンドでした。 これがバンドなのか、京のソロなのかはわかりませんが、とりあえず見たままを書きます。 暗転、それからメンバー ...
速報!sukekiyo=KYOのバンドでした!
記憶が多少あいまですが、たしか本来のデビューは下北のライブハウスで行われる対バンイベントだったはずです。しかし、転売等々で騒ぎになったためなのか中止になったようでした。
で、この日がデビュー日となりましたが、ライブが始まるまではやはり本当に京なのか?はたまたDIR EN GREYなのか?とかなりドキドキしました。が、登場したのが全員黒づくめのロングヘアで「は?」となったことを鮮明に覚えています。
もちろん、その直後に見慣れた姿が目に入り興奮したことも覚えています。
この時、各メンバーの前バンドのファンの方が見ていたらどんな気持ちだったんだろうかと興味あります。相当嬉しかったというか驚いたんじゃないでしょうか。
映像を見ていて気がつきましたが、曲間で叫ぶファンに対して「シー」ってやってる。その後行われるsukekiyo単独公演では「だまれ」と一喝してるけど、さすがにこの日は「シー」だったようですね。
そして、最後も「おやすみ」ではなく「ありがとう」というのも、今思うと初々したさが←
それ以外の映像ですとこの年の年末に行われたCOUNT DOWN JAPANの映像が収録されています。
当日、ぼくは参戦(参列)しませんでしたが、直前までシークレットだったバンドだけあって会場はガラガラで、お葬式状態だったとききました。
ただ、映像みると多少声援があるようですね。最後はおやすみなし?
あと、それ以外にaftermathとin all weathersのMVが収録されています。
しんぺーはこう思った。
聴き返しても、圧倒的sukekiyo感。ただ、多分これ以降のアルバムを聴いても、それぞれ同じ感想を抱くんじゃないかと思いますがw
自由であり、形がないのにどこかsukekiyoっぽい。それがsukekiyoの音楽性なんじゃないかと思います。
といったところで本日は以上です。
おやすみなさい。