Angelo

拝啓ピエラーの皆様。必要なのは軽率な勇気だけです。

先日書いた記事について自分のブログの記事にしては多くの方に読んでいただけたようで嬉しく思います。新しい音楽に触れること、それはいつでも素晴らしい体験です。自分も久しぶりにビリビリくる感覚に襲われて最高にハッピーな気分です。しかも、それがAngeloであったなんて。で、まだ少しだけあの記事で触れられてなかったことを書き足したいと思います。

Angeloを聴いてようやくピエラーのぼくの魂が救済された話。そこには未来があった。

Angeloを聴くことを辞めていた。PIERROTが解散してから、その影を追ってAngeloを聴いたけど、そこにはPIERROTはなくて、傷を追った怪物の姿しかなかった。両手がもがれ、苦しむようにのた ...

ぼくは幸運にもこのタイミングでAngeloを聴くことができました。本当に幸運なことだったと思います。
それでも、同じように聴こうとすら思えない方がいることも当然予想できます。聴かない選択ももちろんありだと思います。そこには、人それぞれの思いがあり、PIERROTと過ごしてきた時間が濃厚であればあるほどきっと失った傷は、今も癒えないままなんじゃないでしょうか。復活ライブや対バンイベントなんかもありましたけど、それは別。

そんな方向けに書きます。

本当に驚いたのは、Angeloの曲がいいとかかっこいいとか、PIERROTの時とは違うとかそんなことじゃない。

キリトという男が、このAngeloという体験に「答え」を用意してくれているという点です。(敢えて体験と表現しますね)

Angeloを聴くことで、それまでPIERROTの時から絶え間なく聴き続けていた人、自分のタイミングで聴いてみようかなと思った人に対して答えを用意している。こちらが思っている以上に、向こうはこっちのことを思っていて、そして多分人一倍すまないという気持ちとだからこそ、前に進もうとしていて、それを行動で示そうとしている。

それこそがAngeloというものなんじゃないかと思いました。

そう、設計されています。仕組まれています。聴けばわかるとしか言えないけど、この体験は体験してもらう以外にない。少しだけ踏み出す勇気、軽率にもチラッとだけ聴いてみようかなの出来心。それだけがこの体験に必要なチケットです。

聴けば何かが変わるわけじゃないけど、きっと何かが変わると思う。

ここからは予想なんですけど、Angeloのメンバーには2名自分たちのバンドが解散したメンバーがいますね。あの人たちのファンももしかしたら同じ気持ちなのかもしれない。そのメンバーが両翼を担うってるってことはキリトは同じような痛みを背負う覚悟をしているのかもしれない。そして、そのファンたちに対しても同じように答えを用意しているんじゃないのか。まぁこれは勝手な予想ですけどもね。

でも、そう考えると、昔のキリトのままでずっとぶれることなく前線で戦い続ける「怪物」なんじゃないかなと思えます。変わらぬ、変わった風景が絶対に見られるはずです。

PYCHEというアルバムのPRAYという曲を聴いていて涙が溢れそうになりました。とりあえず目の前が滲んだ。

せめて願わせて
君が触れる全てのものが微笑みに繋がることを

せめて願わせて
君の流す涙がいつか強さに変わることを

この曲だけでも聴いてほしいと切に思います。必要なのは軽率な勇気。

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  • この記事を書いた人

しんぺー

ハロー。しんぺーと申します。 LIVEにいくのが好きなバンギャです。男ですが。DIR EN GREYとsukekiyoの東京公演にはだいたいおります。主にLIVEレポやガジェット関連のことをブログに書いております。フォローいただけますと幸いです。

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