先日ぼくの好きなでんぱ組.incのミントグリーン担当のねむきゅんこと、夢眼ねむ氏が参加した「エンタテインメント街づくり研究会」のイベントに行ってきました。でんぱ組.incのメンバーを初めて自分の目で見た感想やイベントの感想などをご紹介したい思います!

引用:「エンタテインメント街づくり研究会」facebookページ

補足ですが、団体自体は東京ウォーカーなどの「ウォーカーシリーズ」を発行するKADOKAWAが主催しており、毎回様々なクリエーターを読んで講演するというものです。

今回のイベントは特に「映像と空間のシンクロニシティ ~街・音楽、そして新たなるコミュニティ~」がテーマになっており、「クリエーター」「音楽」「角川40周年」を軸に、ゲストがそれぞれに視点から講演するというものでした。

テーマ:クリエイティブ 佃 尚能 森江康太

テーマ:音楽 スミネム 長添雅嗣 MASATSUGU NAGASOE

テーマ:角川映画40周年 大林宣彦 小林剛 中川 右介

それぞれのレポは以下より

ぼくは全く知らない人でした。ただ、NHKの大河ドラマのオープニングを制作されたそうで、そのメイキングが上映されていましたがすごかった。 映像ってあーやって作るのか!という感じで、実写で撮影した映像にCGを織り交ぜたり、はたまたフルCGで何百という騎馬を作ったり、そしてその裏側には当然熱い思想や技術が盛り込まれていて、それを語っていました。

48時間で映画を制作するという48時間映画祭の話が面白かった。とにかく過酷そうでした。

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CGアニメーターです。個人的には一番面白かったです。

とにかくこの方の作品はセクシーでした。別にエロいとかそういうことではなく映像作品がとにかくワックワクするし、見ていてすごく揺さぶられる感じがする。例えばAppleの発表会やガジェットもちょっと前まではそれが感じられた。要はクリエーターが作品を通して放つ艶っぽさとか野心とか信念やユーモアなんだと思う。

この方の作品からはそれがヒシヒシと感じられる。

とくに関心したのがこちらの動画

そう思った要因の一つが、作品が素晴らしいというのももちろんあるけど、この作家の野心や思想に触れられたからだと思う。

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でんぱ組.incの夢眼ねむと映像作家のスミスによるユニット

アイドルのMVや最近だとパフィのMVなんかも撮っています。

でんぱ組.incだと「でんぱ組.inc「ノットボッチ…夏」」なんかを撮っています。

メンバーを見るのが初めてだったぼくとしては、ねむきゅんが目の前にいることにすごく高揚しました。まぁなんていうか画面で見るまんまでした。いつ衣装で見ることが多いのですが、落ち着いた年相応の格好をしておりました← かわいい

講演の内容はというと、映像の作り方についてでした。 ねむきゅんは依頼があったり、音楽聴いたときに思い浮かんだ静止画をもとにそこから映像化というか動画化する感じで構想をねっていくとのこと。

普段とられる側の人間でもあるので、ファンの人がどれだけMVをスクショできるかという点に重きをおいてスクショポイントから考え出す。 そして、それを動画にした際の矛盾や齟齬をなくしたりするのがスミス氏の手腕とのこと。

あと、イカをだしたいとか桃饅を出したいとかという突拍子もないアイデアについては普段映像制作を生業とするような人間からは思い浮かばないので理解不能とのことをスミス氏が重ねて強調しておりました。

この方も全く知らない方でしたが、なんとMIYAVIのMV作ってる方でした。

https://www.youtube.com/watch?v=GGDaMc-ZgJc&feature=share

その他にもももクロだったり、XperiaのCMだったりを作っています。

https://youtu.be/cKO76CPLQvw

https://youtu.be/ivJZljEostE

MVとCMの違いとして予算が一番の違いとのことでした。MVの場合は、アーティスト側に予算がそんなにない場合もあり、その中でアーティストの要望や世界観を出さないといけないとのことでした。CMの場合は、予算が桁違い。

元祖カドカワというくらい崇めたて祀られておりました。名前は知らなくても作品は知っていました。「時をかける少女」の原作の方を監督したのがこの人

それ以外にも角川春樹や黒澤明の話も出てきて、相当面白かった。

角川のプロデューサー。たいていのホラー映画はこの人が絡んでいるみたいです。

話のほとんどが宣伝でしたが、最新作の「貞子 vs 伽倻子」は面白そうなので見たいなと思いました。すっげーくだらなそうだけどw

https://youtu.be/6YXCsXL0o34

4DXという特殊効果のある劇場で観るとさらに面白さが倍増しそうです。

時間が押してたのもあって、ぱぱぱーっと要点をしゃべられていました。ただ根底にある熱い想いが伝わってきました。角川に関する著書も出されているようです。

とても楽しいイベントでした。こういうイベントにも今後出てみようかなと思います。何しろクリエーターの思いに触れるってのはすごい重要なことだなと思います。

普段LIVEやインストアイベントに参加したりしてますけど、作り手をなかなかフラットな目で見るのってファンになっちゃうと難しいわけです。

そんな中で全く見ず知らずの人たちの思想や考えに触れるのって新鮮で面白いな〜と思いました!

といったところで本日は以上になります。 おやすみなさい。