ハローしんぺー(@s_s_p_y )です。

先週末からいくつかsukekiyo関連の雑誌がでました。さらに本日金曜日に初めて完全な音源がラジオで放送されました。

来週もいくつか刊行物があります。もうアルバム・ツアーまでノンストップです!その前に今週のsukekiyo情報をまとめます!

ここ1週間で発売された雑誌は3つ。音楽と人、MASSIVE、Rolling Stoneです。 中でもアルバムの収録曲と、その歌詞にまで触れているのは現時点で音楽と人のみです。

基本的に内容はsukekiyoとDIR EE GREYとの制作過程の違いについて言及しています。そして、その性質の違いについて語られています。

このインタビューからは、sukekiyoのコアメンバーはDIR EN GREYのマニピュレーターとして付き合いが長い匠という感じが見て取れる。 そしてsukekiyoが決して京と追従者達というわけではないとのこと。京自身のアイデアやイメージがバンドという形式の中で再構築される様、それこそがバンドという形態であり、京自身が求める「スリル」であるようだ。

また、sukekiyoの活動にはDIR EN GREYとは違った「ワクワク感」を持たせたいとも思っているみたい。だから振り回されちゃうのもしょうがないってか?ww

後述するけどこんなことをインタビューで言ってる。

変ることを受け入れて、変らない部分と合わせて自分なんだって。 MASSIVEでToshiyaも同じようなことを言ってました。

sukekiyoも良いけど、実は超絶おすすめしたいのがこちら我らがリーダーの連載「薫の読弦」です。

当時の薫はまだ高校生。音楽に目覚めて色んなライブハウスに足を運ぶ中で、DIR EN GREYのエグゼクティブプロデューサーであるダイナマイトトミー氏のバンドCOLORのLIVEに初めて参戦したときのことです。

そのLIVEは後に語り継がれる悲しいLIVEでした。というのもこれ、メジャーデビューしたCOLORが色んな大人の事情で、がんじがらめで表現を押さえつけられて、それに抗うために行ったシークレットLIVEでした。

当時の状況はwikipediaでしか知りません。そこには

と書かれています。

そのLIVEに薫がいたのでした。

その時の薫の虚脱感と恐怖

それこそが今の薫を作ってるんだと感じました。 それがあったからこそ、LIVEでの安全には最前をつくすし、LIVE中も常に我々を心配しているみたいです。

メンバーだけじゃなく、LIVE全体そして、虜の人生そのものまでも背負おうとしているリーダーの気概に驚愕しました。

先月の武道館はそんな事が起きた最高なライブハウスやった。

薫は上手に来てもこっちの目をしっかり見据えている感じする。今の所、ぼくが唯一キャッチしたピックが薫のピック。

はい、我らが増田先生のMASSIVE、今回は巻末にDIR EN GREYのLIVEレポートとToshiyaのインタビュー、sukekiyoで京のインタビューです。

とりあえずsukekiyoから読みました。おすすめポイントは次の通り

アルバム発売がまだで、読者に偏見を与えない配慮でしょうか。このあたりの配慮が編集者やインタビュアーというよりもいちリスナーとして増田さんがあるんだなという感じがします。

それと京が時間の流れを意識しているという点が強く読み取れました。 若い人が、若いうちにしかできないから色んなことに挑戦したいってのは、わかります。でも京の場合は、やりたいことがありすぎて、きっと年をとってからできなくなるかもしれないから、だからもう今すぐにそのやりたいことをやりたい!!って思ってるようです。

その結果が、ソロという形で表出したようです。

DIR EN GREYは5人の個性がまざりあったいびつな芸術。 sukekiyoは屈折された京の意志。

そんな感じがしました。

sukekiyoの方が、より京のストレートな表現になっているけれども、バンドであるが故に100%純粋に京が凝縮されてるわけではない。京自身もそういったことで起きるミラクルを信じるからこそ、今回のソロをバンドという形式をとったとのことです。

以上、MASSIVEの要約なわけですけど、ぼくのフィルターを通してます。 これはMASSIVEまだ買ってない人はぜひ買うべきです。

おすすめです。

なぜならキリトの文字がない。。。。

それはおいといて内容です。

DIR EN GREYとsukekiyoの京の違い。そして京自身の表現や趣味趣向の根源は何かに焦点があてられています。 そのため、映画関連の話題もでてきました。例のホドロフスキーさんのお話。

それとここで初めてしりました。悪意ちゃんのお母さんであるマイエルの元ネタはヤン・シュヴァンクマイエルという人のようです。

ヤン・シュヴァンクマイエル - Wikipedia

この人の作品がのっているサイトを見てください。 なんとなくですけど、京の絵のたっちに似ています。なるほど影響を受けているんですな。

それにしても不思議な絵です。 Ink drawings 2013 - Václav Švankmajer

ちなみに日本語の情報サイトもあります。 ヤン・シュヴァンクマイエル情報サイト - Activities of Jan Švankmajer In Japan Website

はい、今週読んだsukekiyo関連書籍は以上です。

まとめますとこんな感じ。

とりあえず、薫の読弦はこれぜったい読んだ方がいい。 みんな、GAUZEツアーではゼッタイに雪崩起こさないようにしよう。

京さんが怒るのと同じくらい薫さんがきっと心配して傷ついてる。

本日は以上です。おやすみなさい。