ライブ、コンサートの中止延期が相次いで久しく。昔のように大勢で集まり、歌い叫び声をあげ、気がつけばアザができて、それでいて終わったあとの虚脱感と爽快感の中に明日を生きる糧を見いだす。

そんなライブはもう二度と出来ないんじゃないのか?

今までライブに参戦していた人には、どこかそんな想いが少なからずあるのではないでしょうか。 ぼくもその1人です。

今回は、コロナ禍で音楽業界がどれほどの状況になったのかを、色々と調べましたので紹介したいと思います。

こちらがCD・音楽配信の売上推移です。

2017〜2019年くらいまでは、オリンピックを目前に老朽化による取り壊しや、建て替えなどがあり公演数は横ばい、もしくは微増していました。

緊急事態宣言以降、小さなライブハウスでのクラスター発生などにより、コンサートやライブの印象は一気に悪いものとなりました。

それにより、多くの興行が延期や中止となりました。また、キャパシティの半分などの厳しいガイドラインも設定され、会場もアーティストもコンサートに付随する業界は苦境に立たされています。

落ち込みの数字はこの20年間成長し続けてきたコンサート市場の売上を消失させるほどでした。

市場規模も一気に広がり、オンラインコンサートの設備やサービスを提供する企業も増えてきました。

それはまだわかりません。

それが音楽配信、いわゆるサブスクリプションサービスです。 サブスクリプションの普及により、身近に手軽に音楽に触れることができるようになり、今では一般的な視聴スタイルとなりました。

売上推移はこちら

それに対し、SEXX GEORGE氏が言っていました。 https://twitter.com/abikoshinonkai/status/1239730214566899714?s=20

個人的にコロナ禍になってから最も印象に残っている言葉です。

音楽は人間の本能。

だから人は音楽を止められない。

コンサートがなければアーティストや会場はもちろん、グッズ制作をしていた会社やコンサートを作り上げていた会社なども打撃を受けています。

そう言ったコンサート関連企業含めて支援するにはどうしたらいいのか?我々リスナーに出来ることはなんなのか?

それは、アーティストを支援することが手っ取り早いのではないかと考えています。 そして、毎日できて最も簡単なことが1つあります。

それはサブスクリプションサービスで楽曲を視聴することです。

Spotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon music、LINE music

さまざまなサービスがありますが、サブスクで音楽を聴くことでアーティスト側に収益が発生します。そして、最もアーティストへの還元が高いと言われるのがApple Musicです。

Apple Music:0.0059ポンド(約0.89円) Spotify:0.002〜0.0038ポンド(約0.30〜0.58円) YouTube:0.00052ポンド(約0.079円)

参考:BBC News

CDで購入してスマホに入れている楽曲とサブスクで配信されている楽曲が同一なのであれば、サブスクで意識的に視聴してみてはいかがでしょうか。

コロナは音楽を殺したか?

答えは否です。

殺せるわけがないし、殺させない。

音楽はいつも心の中に響いていると、ぼくはそう思っています。 一度でもライブに参戦したことがある人なら、ライブのあの光景を思い出すことは容易だろうと思います。

DIR EN GREYがKT Zepp Yokohamaにて行なった無観客ライブ「The World You Live In」 いるはずのないオーディエンスの声が、明らかに聞こえた。

音楽とは、CDにパッケージされた楽曲だけを指すものではない。 それをとりまく全ての体験こそが音楽だと信じています。

その"音楽"が再び鳴り出す日が、1日も早く来ることを切に願っています。

と言ったところで本日は以上です。 おやすみなさい。