休載と再開を繰り返し、再開のたびにニュースになる漫画「HUNTER×HUNTER」
そのサイクルに嫌気がさして読むことを辞めた人もすくなくないでしょう。しかし、ぼくのように調教されたファンにとってはもはや休載など物ともせず、続き読めることに感謝しか感じないわけである。
が、しかし!しかしだ。そんな信者にも近い熱心なファンを以ってしても単行本33、34巻あたりから始まった王位継承戦については、理解が追いつかない人が多いのではないだろうか。
そんな方のため、あるいは読むのを諦めた人や何となく読んでいる人のために、わかりやすくまとめてみました! なお、今回は王位継承戦に絞って解説します。
今までの世界は小さな世界で、その外さらに大きな世界があり、そこに船で向かっている最中です。
そして、この船の上であらゆる抗争や思惑が錯綜しているのが今回のお話です。大きく分けて3つ。
これに緋の眼奪還を目指すクラピカが中心となって物語が進みます。
マフィアや旅団、十二支んもふくめると200名以上になるんじゃないでしょうか。
この時店で辟易する人もいるはず。ただし、わかりにくいポイントはこれだけではありません。
またハンター協会員とクラピカの仲間ハンターがいます。
さらにクラピカは上位王子2名と和平協定を結んだり相互協力関係を結んだり、場の均衡を保つために念の講習を始めたりします。そしてそこに刺客がきたりとか
幾重にも伏線が張り巡らされているのです。
王子には守護霊獣なる念獣が本人に見えずに憑依していて、さらに中には自らも念を使う者もいます。
第1王子所属兵はみな念能力者で、それぞれ特徴的な能力を有しており、さらに死んでもその力は王子が引き継げるようになっています。
第4王子の念応力なんて時間を操るような描写までされており、理解がもう追いつきません。
まず大まかな前提は次の通り。
•14人の王子たちは継承戦として最後の1人になるまでバトルロイヤルをしている。
•第4王子ツェリードニヒが最後の緋の眼を所有しており、クラピカはこれの奪還を目指す。
•クラピカは、他の王子の刺客から第14王子ワブルの護衛をし、そのために抑止力として念の講習をしている。
次に、以下3点を把握していれば物語の理解ができるはずです。
- 登場人物相関解説
- ストーリーはクラピカの部屋を中心
- 王子の念能力を大雑把に理解
それでは3点について箇条書きでまとめます。
- 新大陸に向かってハンター協会の十二支んとカキン王国の王族たち、乗船客20万人で航行中。
- 船の中でカキン王国の王位継承戦が始まる。
- 王位継承戦に参加している王子は14人。それぞれ守護霊獣がついていて、死ぬ以外で離脱が許されていない。
- 王子は8人の王妃から生まれた兄弟。
- 第2王妃ドゥアズルの子が4人で1番多く、それ以外は1人か2人しか子がいない。第1王子ベンジャミンと第4王子ツェリードニヒは同じ王妃から生まれていて本当の兄弟なので仲が悪い。軍人の第1王子と念の天才第4王子、肌の色が違う第3王子チョウライを押さえておけばよい。
- 上位の王子は金を持っているので私設兵を持っており、さらに第1王子ベンジャミンは国防軍要職のため私設兵は実質国防軍としても機能している。だから各部屋に1人ずつ私設兵を配属させられた。
- 下位王子は私設兵がいないので、王妃付きの王室警護兵が割り当てられるか、ハンター協会員から公募。クラピカはこれに応募した。クラピカ関係者以外の協会員はほぼパリストン関係者。
なお、下層階にて幻影旅団とヒソカの戦いが、カキン三代マフィアの抗争と混ざりつつあり、こちらも別軸で複雑化しそう。
押さえておくべき王子は3人 軍人の第1王子ベンジャミン 念の天才第4王子ツェリードニヒ 肌の色が違う第3王子チョウライ
現状は クラピカは念を抑止力とするために、みんなに講習している。が、資格が1人混ざっていてだれかわからない。
こんな感じです。
さて、今後の展開ですがおそらくさらに複雑化するでしょう(笑)
念の講習を受けた人たちの念能力開眼、さらに追加で念を使えるようになるものも現れるでしょう。
また、王子の守護霊獣の詳細もどんどん判明していくでしょう。
次の連載が楽しみです。
これは大まかな理解のための記事です。
次はもっと細かいマニア向けの記事を計画しています。
そちらもご期待ください。
と言ったところで本日は以上になります。 おやすみなさい。
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