最上もが脱退の噂に思うパンクとしてのでんぱ組

最近でんぱ組が参加するイベントにおいて、メンバーの最上もがが体調不良を理由に欠席することが多くなってきている。さらにメンバーを深読みするファンたちの中で、年明け武道館公演にてでんぱ組自体に何らかの動きがあるのではと憶測を呼んでいる。本日は、別に噂の検証をして最後有耶無耶にまとめて終わるようなことは書きません。ただ、メンバーが脱退かも、グループが解散かもということに対して少しだけ現実感を感じてしまって、非常に悲しい気持ちを抱きました。そのことを書きます。 DIR EN GREYやPIERROTも好きになってからはメンバーチェンジありませんし、アイドルグループもあまりファンになったことがありません。(EARTHくらいかな) そんな中で、何とかなくこの件にリアルさを感じています。その現実感に内臓をキューっと掴まれたような感覚です。ネット上の反応には「しょーがない」とか「そうおもった」とか「もがちゃんを早く自由にしてあげて」とか、ぼくがみた中では割と好意的でした。 でも、ぼくにとってはでんぱ組に最上もがはいなくてはいけない存在です。最上もがだけではなく、ピンキーやねむきゅん、りさちー、えいたそ、未鈴ちゃん。全員がいてこそのでんぱ組です。 そんなメンバーたちが自分たちのバックボーンに基づき、ヒエラルキー下層であるオタクというカウンター的立場からの表現を全世界に向けてスケールするという前代未聞のグループでした。 ある意味、パンクなのです。異性に対して処女性を謳う王道のアイドル路線とは一線を画し、ファンと演者の互いの承認という形で存在するメジャーカルチャーへのアンチテーゼなのです。それは、ヴィジュアル系極まった中に現れたゴールデンボンバーとも似ています。 カウターパートなのです。 そして、その大事な欠片たちがメンバー一人一人なのです。だから誰1人欠けちゃいけない。 幸せや嬉しいなどのポジティブな感情は人それぞれ違うことが多い。けれどネガティヴな感情はだいたい似通っている。だからこそファンは自分たちに重ね応援し承認することで、自分を承認している。その像がでんぱ組なのです。 だから欠けちゃいけないのです。 彼女たちの代表曲とも言えるW.W.Dという曲は6人のことを歌った曲です。代替えできません。 ただし、だからこそ危うさをはらんでいます。それはカウターパートはメインストリームになった瞬間に意味を失うということです。 「愛と幻想のファシズム」という小説を知っているでしょうか。エヴァの登場人物名の元ネタとなっているキャラクターが出てきます。反体制の組織が日本支配を目論むストーリーです。その組織は狩猟社と言い、1人のカリスマを筆頭に活動を繰り返します しかし、やがてメインストリームとなり、そこで意味を失い意義を終えたのです。 それと同じです。 アイドルとは成長という人間性の描く最大のエンターテイメントを共有する体験です。常に大きく飛躍していくことを求められます。ただし、それと同時に「ぼくだけの」「わたしだけの」という身近さ、親しみやすさ、秘匿性も持ち合わせなければなりません。それは処女性と言い換えることができます。しかし、グループが大きくなればなるほど手が届かない存在となり、重要な要素が薄れていきます。 地下アイドルが流行り、AKBやももクロが「いまあえる」ことを売りにしたのもそこです。 でんぱ組の場合、アイドルとしては高齢であり若さという意味での処女性は期待できません。しかし、それをオタクという要素で差し替えることで成り立っています。しかしながら、やはりグループが大きくなること=メジャー化してしまう問題をはらんでいます。オタクという差別化(マーケット的な意味だけでなく、ファンが抱く感情面でも)はメジャー化することでオタクではなくなってしまい、普遍的なものになってしまうのです。 これがでんぱ組が持つ危うさです。だから少なからず延々とこの路線を続けることはどちらにしろ出来ないのです。 それまでただのオタクの地下アイドルだったでんぱ組をパンクにしたのは最上もがです。引きこもりで、必要に迫られてアイドルになり、自身をぼく特異な呼び、さらに金髪の上にボーイッシュな外見。全てがアイドルへのアンチテーゼ。 最上もがを見出したプロデューサーのもふく氏も最上もがのことをシドヴィシャスと称しています。 しかし、最もメジャー化しているのがこの最上もがでもあります。連ドラやテレビ番組にも出演し、AbemaTVでは冠番組も持っています。 しかし、それでも成立しているのが最上もがなのです。 そんな稀有な存在である最上もがは、でんぱ組が存在しうる限り必要な要素でもあるわけです。最上もがが抜けた瞬間でんぱ組は、オタク文化を世界にというコンセプトでは成り立たなくなります。さらに一般的なアイドル路線には無理があります。そのため解散かスケールダウンし、地下路線へと戻るしかないのではないでしょうか。 ただ、ここまで書いてみてぼくがみた中で脱退に対する憶測への批判的な意見が少なかったのがなんとなくわかりました。 今の最上もがは、でんぱ組存在のため重要な要素になっています。成り下がっていると言ってもいいかもしれません。 擁護している人たちは、彼女自身が個人で持つモノを理解し、でんぱ組というカセの外でもっと大きくなれることを信じているのでしょう。 なるほど。 辞めないで欲しいし、解散もしないで欲しい。 メンバーが抜けたグループのファンはどうやって乗り越えたの?改めてLIVEは行けるときに行かないと一生後悔すると思った。 実際どうなるのか全くわからないけど、でもそんな噂が立つくらいなら心配してしまう。。。 といったところで本日は以上です。 おやすみなさい。 そして、また明日。

11月 29, 2016 · 1 分

Amazonプライムマークがついてるのに当日配送されない!「マケプレお急ぎ便」とは

先日Amazonでとある電化製品を購入したんですが、「プライム」マークがついているにも関わらず当日届きませんでした。必要に迫られていて、いつもなら確実に当日届く時間帯にポチりました。にも関わらず到着が数日後•••なんだよこれ!と思って調べてみたら、どうやら「プライム」マークがついているからと言って、かならず当日届くわけではないことがわかりました。本日はそれについて書きます。 ...

11月 28, 2016 · 1 分

仮面ライダー見るならHuluがおすすめ!

本日アメトーーークにて仮面ライダー芸人なるものがやっておりました。昔は仮面ライダーブラックとかを見ていました。平成ライダーと呼ばれるクウガ以降では、龍騎をリアルタイムで見ておりました。そんで龍騎が大好きになりました。そんな仮面ライダーがhuluでだいたい見られるようになっているのでご紹介いたします。 ...

11月 27, 2016 · 1 分

最近見つけたかっこいいバンド「ルナシー」

VJS以降いろんな動画を漁ってたんですけど、あの曲が耳から離れない!そうルナフェスの時にラスト皆んなで歌ってたLUNA SEAの「PRECIOUS」 んで、そこからLUNA SEAのいろんなアルバムを主にgoogle play musicで聴き漁ってたんですけどいやー驚きました。昔の「PRECIOUS」って全く別の曲やんけ!ってことで本日は、人生で始めてちゃんときいてみたルナシーというバンドいついての個人的な感想です。 ...

11月 26, 2016 · 1 分

ポケモンサンムーンは本当にすごい!このゲームには命宿ってるよ!

祝日に5、6時間くらいやりましたがまだ最初の試練をクリアとしたあたりです。全然進めておりません。寝ながらやってたら寝落ちしそうだったんで薄れゆく意識の中で、なんとかセーブだけしたのを覚えています。 さて、そんなポケモンサンムーンですが、進めていけば進めていくほど新たな驚きがあります。本日はそれをご紹介 ...

11月 24, 2016 · 1 分

【ポケモンサンムーン】やり始めたらなんか涙ぐんでしまうくらいジーンきた

ポケモンムーンが手元に届いてから、しばらく開封する機会がなく、本日ようやく開封してプレイしてみました!会社で。 ...

11月 22, 2016 · 1 分

Casey NeistatがYoutubeやめるってよ

ぼくが毎日見ている大好きなユーチューバーのCasey Neistatがyoutubeの動画投稿を辞めるらしい。とてもショックでございます。 ...

11月 21, 2016 · 1 分

阿部寛主演「スニッファー嗅覚捜査官」がまぁまぁ面白そうだった

ひーさしぶりにテレビドラマを見たんですがこれがまぁまあま面白そうな気配でしたのでご紹介 ...

11月 19, 2016 · 1 分

満員電車でスリーポイントシュート打つおっさんて何考えてるの?三井寿なの?

いるよねぇ、満員電車でドア横にポジションどりしてる女の子の頭上の網棚に自分のカバン載っけるおっさん。あれなんなの?バカなの?三井寿なの? ...

11月 17, 2016 · 1 分

世界は優しくなったみたいだけど、他人に仕事を依頼するなら自分の中にある程度答えを持ってないとダメだとぼくは、そう思います。

数年前よりも世界は優しくなった気がする。だいたい4、5年前くらいよりは優しくなった。そう感じたのは、最近社内で上がってくる企画や開発案件に対する周囲の取り組み方が原因だ。 数年前なら中途半端につめた企画や開発なんかだったら、ぼこぼこにされてたし、「こんなのやらなくていい、なんの意味があるんですか?」とか「お話にならない。こんなのは運用とも呼べないし要求とも言えない」とか事前に確認してたりしても、会議で大勢の前で言われたりしたのに。 いまや、ぼくなんかの目から見ても絶対にダメな企画や、あからさまにバカな営業が客の言うがままに持ってきた仕様だったりに対して理解させてあげようとか納得してもらおうとか、不明確な点を自らのリソース割いて明確化しようとしたりする。 そんな風にサポートする人を注意深く見てみるとだいたい2種に大別できる。 サポートすることやそんな案件を実現させること自体が仕事だと思ってる人 炎上してから自分のとこにきて巻き添えを喰う前に予防措置を貼っておこうとする人 ただ、どちらも当人のためになるのだろうか?マニュアルや教育がない中で、なんもかんも手取り足取り面倒なことを代わりにやってあげてたら一向に出来るようにならないんじゃなかろうか。 これはぼく自身の体感だし、勤めてる会社内限定のことだけど、なんでそうなったのだろうか? 2つの可能性がある。 そもそもぼくが嫌われていたから助けてくれる人が少なかった。 もしくは、周囲にアホが多すぎて手を動かす人が早めに対策を講じるようになった。 そんなところだと思う。 最低ラインに達していない依頼に対しての接し方がよくわからない。何かやって欲しいなら、ある程度自分の中で答えをもっていないといけないと思う。 例えば、お腹が減ってるからなんか食べさせろじゃダメなわけで、できれば「ジャガイモと人参と肉が入ってるもの」くらい、さらにしっかりと要求が定まっていれば「お腹減ってて、カレーが食べたい!」くらいになっていれば言うことはない。 あなたのママじゃないんだし、あなたもおっぱいまってる赤ちゃんじゃないんでしょ?という感じです。 もう少し高次元ならスープカレーなのか、カレーピラフなのかくらいまで話せると思うけど。。。そこまでは求めてない。。 人に依頼するなら最低限の答えを持て。 他人に何かをお願いしてやってもらうならある程度は答えを持たなければいけない。 それが間違ってても構わないと思うんですよね。でもそれって、同僚に対しての敬意であり、社会人として最低限のマナーでもあると思うのです。 そんな敬意払えない人間に払う敬意はないのではないかなーと思いつつ、邪険にするとなんかこちらが悪者っぽくなっていしまうのでどうしたもんかなと思うのでした。 といったところで本日は以上です。 おやすみなさい。

11月 16, 2016 · 1 分