最上もが脱退に思う運営の役割とアイドルという共同幻想
先日とうとう最上もががでんぱ組.incを脱退いたしました。発表が唐突だったので多少驚きましたが、今更感があり「そうか、やっぱり」という感じでした。それよりも驚いたのは運営とメンバーの対応についてです。本日はそれを受けてぼくが考えたことを書きたいと思います。 ...
先日とうとう最上もががでんぱ組.incを脱退いたしました。発表が唐突だったので多少驚きましたが、今更感があり「そうか、やっぱり」という感じでした。それよりも驚いたのは運営とメンバーの対応についてです。本日はそれを受けてぼくが考えたことを書きたいと思います。 ...
DIR EN GREYがなんかのフェスに参戦するっちゅーのが本日お昼に告知出たんですが、聞いたことないイベントだなーと思って調べてみたらびっくり氣志團主催の氣志團万博をベースにさらに2つのフェスをミックスさせたフェスのようです。ということで本日はそのフェスに個人的に参戦してほしいアーティストを列挙したく思います。 ...
でんぱ組の武道館公演のチケットはとってたけど諸事情でいけずお譲りに出しでしまったんですが、とても重要なLIVEだったみたいです。 で、当初の噂通りの「何かがおこる」と思われていた今回のツアーファイナルですが、やはり何か起こったようです。 ただし、真実は2つのみメンバーの口から語られており、それ以上のこともそれ以下のことも公言されていません。そこで勝手な妄想をしてみました。 ...
最近でんぱ組が参加するイベントにおいて、メンバーの最上もがが体調不良を理由に欠席することが多くなってきている。さらにメンバーを深読みするファンたちの中で、年明け武道館公演にてでんぱ組自体に何らかの動きがあるのではと憶測を呼んでいる。本日は、別に噂の検証をして最後有耶無耶にまとめて終わるようなことは書きません。ただ、メンバーが脱退かも、グループが解散かもということに対して少しだけ現実感を感じてしまって、非常に悲しい気持ちを抱きました。そのことを書きます。 DIR EN GREYやPIERROTも好きになってからはメンバーチェンジありませんし、アイドルグループもあまりファンになったことがありません。(EARTHくらいかな) そんな中で、何とかなくこの件にリアルさを感じています。その現実感に内臓をキューっと掴まれたような感覚です。ネット上の反応には「しょーがない」とか「そうおもった」とか「もがちゃんを早く自由にしてあげて」とか、ぼくがみた中では割と好意的でした。 でも、ぼくにとってはでんぱ組に最上もがはいなくてはいけない存在です。最上もがだけではなく、ピンキーやねむきゅん、りさちー、えいたそ、未鈴ちゃん。全員がいてこそのでんぱ組です。 そんなメンバーたちが自分たちのバックボーンに基づき、ヒエラルキー下層であるオタクというカウンター的立場からの表現を全世界に向けてスケールするという前代未聞のグループでした。 ある意味、パンクなのです。異性に対して処女性を謳う王道のアイドル路線とは一線を画し、ファンと演者の互いの承認という形で存在するメジャーカルチャーへのアンチテーゼなのです。それは、ヴィジュアル系極まった中に現れたゴールデンボンバーとも似ています。 カウターパートなのです。 そして、その大事な欠片たちがメンバー一人一人なのです。だから誰1人欠けちゃいけない。 幸せや嬉しいなどのポジティブな感情は人それぞれ違うことが多い。けれどネガティヴな感情はだいたい似通っている。だからこそファンは自分たちに重ね応援し承認することで、自分を承認している。その像がでんぱ組なのです。 だから欠けちゃいけないのです。 彼女たちの代表曲とも言えるW.W.Dという曲は6人のことを歌った曲です。代替えできません。 ただし、だからこそ危うさをはらんでいます。それはカウターパートはメインストリームになった瞬間に意味を失うということです。 「愛と幻想のファシズム」という小説を知っているでしょうか。エヴァの登場人物名の元ネタとなっているキャラクターが出てきます。反体制の組織が日本支配を目論むストーリーです。その組織は狩猟社と言い、1人のカリスマを筆頭に活動を繰り返します しかし、やがてメインストリームとなり、そこで意味を失い意義を終えたのです。 それと同じです。 アイドルとは成長という人間性の描く最大のエンターテイメントを共有する体験です。常に大きく飛躍していくことを求められます。ただし、それと同時に「ぼくだけの」「わたしだけの」という身近さ、親しみやすさ、秘匿性も持ち合わせなければなりません。それは処女性と言い換えることができます。しかし、グループが大きくなればなるほど手が届かない存在となり、重要な要素が薄れていきます。 地下アイドルが流行り、AKBやももクロが「いまあえる」ことを売りにしたのもそこです。 でんぱ組の場合、アイドルとしては高齢であり若さという意味での処女性は期待できません。しかし、それをオタクという要素で差し替えることで成り立っています。しかしながら、やはりグループが大きくなること=メジャー化してしまう問題をはらんでいます。オタクという差別化(マーケット的な意味だけでなく、ファンが抱く感情面でも)はメジャー化することでオタクではなくなってしまい、普遍的なものになってしまうのです。 これがでんぱ組が持つ危うさです。だから少なからず延々とこの路線を続けることはどちらにしろ出来ないのです。 それまでただのオタクの地下アイドルだったでんぱ組をパンクにしたのは最上もがです。引きこもりで、必要に迫られてアイドルになり、自身をぼく特異な呼び、さらに金髪の上にボーイッシュな外見。全てがアイドルへのアンチテーゼ。 最上もがを見出したプロデューサーのもふく氏も最上もがのことをシドヴィシャスと称しています。 しかし、最もメジャー化しているのがこの最上もがでもあります。連ドラやテレビ番組にも出演し、AbemaTVでは冠番組も持っています。 しかし、それでも成立しているのが最上もがなのです。 そんな稀有な存在である最上もがは、でんぱ組が存在しうる限り必要な要素でもあるわけです。最上もがが抜けた瞬間でんぱ組は、オタク文化を世界にというコンセプトでは成り立たなくなります。さらに一般的なアイドル路線には無理があります。そのため解散かスケールダウンし、地下路線へと戻るしかないのではないでしょうか。 ただ、ここまで書いてみてぼくがみた中で脱退に対する憶測への批判的な意見が少なかったのがなんとなくわかりました。 今の最上もがは、でんぱ組存在のため重要な要素になっています。成り下がっていると言ってもいいかもしれません。 擁護している人たちは、彼女自身が個人で持つモノを理解し、でんぱ組というカセの外でもっと大きくなれることを信じているのでしょう。 なるほど。 辞めないで欲しいし、解散もしないで欲しい。 メンバーが抜けたグループのファンはどうやって乗り越えたの?改めてLIVEは行けるときに行かないと一生後悔すると思った。 実際どうなるのか全くわからないけど、でもそんな噂が立つくらいなら心配してしまう。。。 といったところで本日は以上です。 おやすみなさい。 そして、また明日。
でんぱ組.incのメンバーがコスプレで観劇をしたとのことで炎上しておりました。本人たちはTwitter上で謝罪をし、すでに切り替えているのか本日から始まったキャンペーン情報等をツイートしておりましたが、まとめページやネットコンテンツ等が掲載され現在もまだ進行中の様な気配です。御多分に洩れずぼくもその件について考えたことをまとめたいと思います。 ...
先日ぼくの好きなでんぱ組.incのミントグリーン担当のねむきゅんこと、夢眼ねむ氏が参加した「エンタテインメント街づくり研究会」のイベントに行ってきました。でんぱ組.incのメンバーを初めて自分の目で見た感想やイベントの感想などをご紹介したい思います! ...
いやー行きたかったー!日にち的にもまぁ行けたんだけど、ツアーが始まるし、買わなきゃいけないものもありますし、それにまだちょっと軽々といこー!と思えるほど聴き込んでるわけじゃないし ...
でんぱ組知ってますか?名前を聞いたかとはあると思います。 確か渋谷のタワレコにDIR EN GREYの「The Unravelling」を買いに行った時に等身大パネルが置いてあったと思います。 本日はこのバンドじゃなくてアイドルグループを聞いてみたらめちゃくちゃよかったのでご紹介します。 ...