市原市市民会館

DIR EN GREYのLIVEレポ TOUR19 This Way to Self-Destruction

【ライブレポ】DIR EN GREY TOUR19「This Way to Self-Destruction」-a knot only-2019/10/5@市原市市民会館・大ホール

個人的には半年ぶりのDIR EN GREYでした。また、ライブ自体も4ヶ月ぶりなのでホールでゆっくり全体感を見るかーと思っていましたが、そんな余裕なく、ひきこまれ、気がつけば頭を振り尽くし、疲れているのに興奮で眠ることができませんでした。

This Way to Self-Destruction

市原市市民会館
前回のツアー「The Insulated World」では絶縁体を含む全曲の披露はありませんでした。また、Toshiyaがラジオで言っていたと思いますが新曲の「The World of Mercy」もアルバムの世界線の延長であったり一部であるということから、今回のツアーが真にアラバムのツアーであると言えるでしょう。

9月の小さめの箱からスタートしたツアーは10月11月でホール公演とライブハウスを混ぜて開催されます。11月の新木場で国内公演は終わるものの、12月にはアメリカ、年明けの1月終わりから2月にかけてはヨーロッパでのツアーが予定されています。

また、おそらくですが新木場の国内ファイナルにて新しい情報の告知もあるのではないでしょうか。

メンバー衣装と演出

メンバー衣装は遠目からなので、詳細は確認できず。

京は全身黒い。パンツはタイトではなく少しゆったりとしたもの。髪の毛は黒髪でツーブロックをオールバックぽくしていた。

Shinyaは黒の上に白い長くてひらひらした素材のものを着ていました。

Dieは全身黒で、上はゆったりとしつつも重そうな素材のものを着ていました。マタギが殺したクマの毛皮を肩から羽織ってるっぽいシルエット。

薫はパーマをあてた髪の毛にヒゲ、そしてメイド服でした。エロいメイドではなく、きちんとしたメイドという感じのシルエットでした。多分スカートではないとは思いますが、全体的にゆったりとした広がるタイプの何かを着ていました。また、白いシャツを着ていましたが胸には黒いもの布が確認できました。(あれ何ていうのかわからん)

そして、Toshiyaはアー写通りで長いマントと帽子。長いひも状の金属のピアス。登場と同時にマントを翻す姿は、優雅そのものでタキシード仮面様との呼び声も頷けます。(BURRN!JAPAN vol.15の写真でその全貌が確認できます。)

9月の小さい箱でのライブは参戦していないので演出の違いがわかりませんが、ホールということもあってか映像に引き込まれる圧巻のライブでした。感想は後述。

アンコール衣装は、薫が白い大きねのシャツ、Toshiyaが袖なしの黒いシャツだったような気がしますが記憶が少し曖昧です。京は上下黒だった気がする。DieとShinyaはツアーTシャツ。
ちなみに、アンコールはhydra始まりでしたが京はお面をつけて登場しました。

また、さすがa knot only公演だけあって、ホールのアンコールであってもスマホを取り出してアンコールを言わずに待ってるような人は見た限りおらず、最後まで熱量を保ったままアンコールを迎えていたように思います。

セトリ

今回のツアーのセトリは大まかに2種類あるようです。Downfall始まりと絶縁体始まりです。今回は絶縁体始まりでした。

絶縁体

Downfall
Devote My Life
Rubbish Heap
Merciless clut
谿壑の欲
Celebrate Empty Howls
人間を被る
軽蔑と始まり
Values of Madness
Ranunculus
The World of Mercy

EN.
Hydra -666-
THE DEEPER VILENESS
Followers
Schweinの椅子
詩踏み

ライブの感想

ホールだからといって特に落ち着いたということはなく、全体を通しとても熱いライブでした。
ツアーの冒頭の方であった京の自傷もなく止まることなくあっと言う間に終わりました。また、ホールということでステージの横が張り出しているため、メンバーも横の方まで来てくれます。

Ranunculus終わりの方から泣きからしたように、声を振り絞りながらの歌声でした。笑っているかともとれるその鳴き声のまま、マイクを胸に何度も抱くように押し付け、その音が静かに響き渡りながら本編最後の曲「The World of Mercy」へと入りました。

この曲のMusic VideoはYoutubeでも視聴はしていたのですが、内容の解釈まで至っていませんでした。一見するといじめられて、自殺したという学校での陰湿な様子を表現したものかと思っていました。いじめられた側が加害者を殺害するという表現もありましたが、なんとなく見ていたことを実感しました。

バックに移る映像は、三角形に仕切られ一部分だけが映されるというものでした。逆に映される部分が一部だったことで、何かを感じ取れたのかもしれませんが。
いじめられていたのは、2名で男の子と女の子。女の子は投身自殺を図り、男の子はその後加害者を殺害するという映像でした。

これを見て、誰にも人を傷つける権利はなく、また傷つけられるいわれもないということに深く思い至りました。
そして、最後にバックに赤い文字でツアータイトルが映し出され拍手のうちに本編が終了。ぼくは、この光景に恐怖を感じました。自己愛の欠如とその傷跡を抉って消そうとする行為、それがDIR EN GREYだと痛感しました。

鳥肌が立つほど、恐怖しました。

市原市市民会館

車で行きましたが、すっげー時間かかりました。これだけ長時間高速に乗っていると事故渋滞も頻繁におこる上に、帰りは工事により車線規制で行きも帰りも3時間くらいかかりました。
電車でいっても東京からだと2時間くらいかかるので、やっぱり遠い。ちなみに市川市ではない。

高速を降りた直後。田んぼしかなかった。

市川市市民会館

高速降りた直後

そして最寄駅の五井駅から会場まではシャトルバスがでてるらしいです。この日も開演前と開演後にシャトルバスのアナウンスがありました。それに並ぶ長蛇の列ができていました。
なので、極力車で行く方がいい気がします。開場時間後に到着しましたが、駐車場にはまだ空きが少しだけありました。無料でした。ただ、駐車場に空きがなくなった場合ちょっと面倒なことになりそうです。

ただ、開場はかなり大きく、音響も良く、そしてとても綺麗でした。無料のロッカーあり。

周辺の様子

何もないかなーと思いましたが、コンビニはあるしデニーズはあるし、終演後もやっているお店も割とありました。

また駅までの道はわかりませんが、割と大通り沿いですと街灯もあり、車通りもあり、タクシーを捕まえるのは難しそうですがそこまで危険そうな感じはしませんでした。無論、会場周辺だけしかみていませんので詳細わかりませんが。ただ、沖縄のミュージックタウン周辺のようなちょっと危ないかなーという雰囲気はありませんでした。

しんぺーはこう思った。

やはりa knot onlyということもあってかかなり熱いライブでした。とても楽しかったです。

あと少し気になったのがツイッターでもみかけたToshiyaの割と元気のなさ?いつも、お立ち台にあがってタオル投げて拍手してはけるって感じなのに、餌まきを少ししたら京がはけた直後にもういなくなっちゃいました。最後まで残っていたのは薫で、最後に振り返り絵を振って帰って行きました。

さて、次は大宮です。個人的には大宮ソニックシティは初めてなので楽しみです。

といったところで本日は以上です。
おやすみなさい。

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  • この記事を書いた人

しんぺー

ハロー。しんぺーと申します。 LIVEにいくのが好きなバンギャです。男ですが。DIR EN GREYとsukekiyoの東京公演にはだいたいおります。主にLIVEレポやガジェット関連のことをブログに書いております。フォローいただけますと幸いです。

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