PPAPという現象について未だに使ってるのってテレビくらいだと思うんですけど、ネット上で真似してみただったり、アレンジしてみただったりのネタに使うのってもう見かけないです。
で、あれについてまさか「いいものは人の目に触れれば売れるん!」なんて勘違いしちゃってる大人が増えるんじゃねってのをふと感じました。とくに今日たまたま目にした古舘伊知郎の番組でなぜかピコ太郎を使ってて全く意味不明だった。そこでそんな使い方して視聴率が上がるとでも思ってるのか・・・
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PPAPはインフルエンサーマーケティング
PPAPは、ジャスティンビーバーに言及されたことで流行しました。(だからソフトバンクのCMのピコ太郎とジャスティンビーバーの絡みがあるわけで)
が、それは必ずしもPPAPが面白いからということではないとぼくは考えています。なぜなら、PPAP自体は数年前から古坂大魔王の持ちネタとしてやっていたからです。にもかかわらずジャスティンビーバーに言及され、海外で話題になってから逆輸入という形で日本での認知を広げました。
PPAPというネタがあってそもそも面白かった、ジャスティンビーバーが認知を広げ、流行した。
ではなく、
PPAPというネタがあった、ジャスティンビーバーが面白いという価値を付与し、流行した。
これすなわち、ジャスティンビーバーというインフルエンサーが「ぼくはこれを面白いと思った!」という価値を付与したからこそ流行したのです。ジャスティンビーバーが面白いといってるから面白くなったのです。
だから、単純に何か面白いっぽいもののリーチをひたすら増やしたからといってそれがPPAPと同じ様にヒットするかというと絶対そんなことないんじゃないかと思うわけです。
イケテナイ会社とかでありそうな話
こういう流行があると大抵トップダウンとかでありそうなのが、自社商品を単純に「無料」で「クチコミ」させろ
とか
SNSを使って無料で拡散させろ
とか
そんなことできるんなら世の中ヒット商品だらけだろっていう
うちの会社とかでもひたすら言われそうw しかも社員使ってやれとか言われそうw AppBankかよw
しんぺーはこう思った。
PPAPがどういう結果で拡散したのかを知らない人とかがそろそろ出てきそうなので、こういう無理難題が日本中で噴出してもおかしくないんじゃないかと、ふと思ったのでした。
と言ったところで本日は以上になります。
おやすみなさい。
そして、また明日。