ぼくは新人で配属された部署で、承服しかねることに楯突いて散々飛ばされました。
目次
考えなければ死んでるのと一緒
休日出勤、数字の改ざん、強制参加の飲み会の拒否、押し付けられる案件への抗議などなど
当然ながらそういったものが蓄積していって、ある出来事をきっかけに1年程で別部署に異動となりました。
そりゃそうですよ。ろくに仕事できない新人が不満ばかり言ってるんですから。
新人はなにも考えずにまずは慣れる事、与えられた事を完璧こなす事、不平や不満に耐える事その辺を身につけなければなりません。
でも、今思い返してもあの時から反抗し続けてよかったと思います。じゃなかったら、いまこうなってなかった。今に納得してるわけではないけど、もし反抗せずに来てたらずっとマズい自分になっていたと思う。
周りには何も考えずに、落ちてきた事をそのまま取り組んで形にしようとする奴らがわんさかいます。そういう奴らがとりあえず条件反射的に作り上げたガラクタの処理をさせられ消耗します。処理しながら本当にそいつらが、思考なしに過ごしてきた事をひしひしと感じさせられます。
不平や不満を納得せずに、圧し殺して耐えるには考えないのが1番です。じゃないと心が死にます。
それでも、考えろとぼくは新人の自分に言いたい。
反抗には覚悟が必要
反抗が不平に終わるのは覚悟がないから。銃を抜いていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ。
そして、単なる不満を並べるならガキでもできるし考えない奴でもできる。だから考えろ、何をしたらその不満が消えるのか。根本を、前提を否定してひっくり返して考えろ
考えない奴は死んでるのと一緒だ
結論が出なくても考え続けなければならない。
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しんぺーはこう思った。
考えない状態はやがて慣れていき、考えていないことすら忘れていきます。なんせ考えていないから。
思考がひたすら脊髄反射となり、思考の深度が浅くなります。一度思考が浅くなると再び深くさせるには相当な訓練が必要となります。
逆に考えることをやめなければ、苦しみが増すかもしれませんがその分深度は増していきます。
どちらを選ぶのかは自分次第です。
また、環境によっては思考を止めないと生きていけないようなこともあるかもしれません。
でも、ここは21世紀。そして日本ならば環境を変えることは比較的容易でしょう。さらにいうなら、人間は他の生物と違い環境を変えることができる能力を有しています。
もし、思考停止せざるおえない環境に身を置くなら、ぼくとしてはその環境を変える、環境から移動することをすすめます。
考えないのは死んでるのと一緒です。考えられない環境なら考えられる環境に移ったりした方がよほどいい時間を過ごせると思うからです。
考えろ
それがぼくが新生活を始める人、過去の自分に伝えたいことです。
といったところで本日は以上になります。おやすみなさい。