数年前よりも世界は優しくなった気がする。だいたい4、5年前くらいよりは優しくなった。そう感じたのは、最近社内で上がってくる企画や開発案件に対する周囲の取り組み方が原因だ。
数年前なら中途半端につめた企画や開発なんかだったら、ぼこぼこにされてたし、「こんなのやらなくていい、なんの意味があるんですか?」とか「お話にならない。こんなのは運用とも呼べないし要求とも言えない」とか事前に確認してたりしても、会議で大勢の前で言われたりしたのに。
いまや、ぼくなんかの目から見ても絶対にダメな企画や、あからさまにバカな営業が客の言うがままに持ってきた仕様だったりに対して理解させてあげようとか納得してもらおうとか、不明確な点を自らのリソース割いて明確化しようとしたりする。
世話することが誰のためになるのか
そんな風にサポートする人を注意深く見てみるとだいたい2種に大別できる。
サポートすることやそんな案件を実現させること自体が仕事だと思ってる人
炎上してから自分のとこにきて巻き添えを喰う前に予防措置を貼っておこうとする人
ただ、どちらも当人のためになるのだろうか?マニュアルや教育がない中で、なんもかんも手取り足取り面倒なことを代わりにやってあげてたら一向に出来るようにならないんじゃなかろうか。
そもそも世界は優しくなったのか?
これはぼく自身の体感だし、勤めてる会社内限定のことだけど、なんでそうなったのだろうか?
2つの可能性がある。
そもそもぼくが嫌われていたから助けてくれる人が少なかった。
もしくは、周囲にアホが多すぎて手を動かす人が早めに対策を講じるようになった。
そんなところだと思う。
ぼくも優しくした方がいいのか?
最低ラインに達していない依頼に対しての接し方がよくわからない。何かやって欲しいなら、ある程度自分の中で答えをもっていないといけないと思う。
例えば、お腹が減ってるからなんか食べさせろじゃダメなわけで、できれば「ジャガイモと人参と肉が入ってるもの」くらい、さらにしっかりと要求が定まっていれば「お腹減ってて、カレーが食べたい!」くらいになっていれば言うことはない。
あなたのママじゃないんだし、あなたもおっぱいまってる赤ちゃんじゃないんでしょ?という感じです。
もう少し高次元ならスープカレーなのか、カレーピラフなのかくらいまで話せると思うけど。。。そこまでは求めてない。。
しんぺーはこう思った。
人に依頼するなら最低限の答えを持て。
他人に何かをお願いしてやってもらうならある程度は答えを持たなければいけない。
それが間違ってても構わないと思うんですよね。でもそれって、同僚に対しての敬意であり、社会人として最低限のマナーでもあると思うのです。
そんな敬意払えない人間に払う敬意はないのではないかなーと思いつつ、邪険にするとなんかこちらが悪者っぽくなっていしまうのでどうしたもんかなと思うのでした。
といったところで本日は以上です。
おやすみなさい。